2005年04月03日

ネル (1994)

『ネル (1994)』

ハッピーエンドになるだろうと、思いながらも、感情を緩やかに揺さぶられる作品。

【関連作品】

【詳細】

原題 NELL

上映時間  113 分
製作国   アメリカ
公開情報  ヘラルド
初公開年月 1995/04
ジャンル  ドラマ

監督: マイケル・アプテッド Michael Apted
製作: レニー・ミッセル Renee Missel
   ジョディ・フォスター Jodie Foster
脚本: ウィリアム・ニコルソン William Nicholson
   マーク・ハンドリー Mark Handley
撮影: ダンテ・スピノッティ Dante Spinotti
音楽: マーク・アイシャム Mark Isham
 
出演: ジョディ・フォスター Jodie Foster
   リーアム・ニーソン Liam Neeson
   ナターシャ・リチャードソン Natasha Richardson
    リチャード・リバティーニ Richard Libertini
    ニック・サーシー Nick Searcy
    ロビン・マリンズ
    ジェレミー・デイヴィス Jeremy Davies
    オニール・コンプトン O'Neal Compton


【ストーリー】【ネタバレ注意】

波光きらめく湖を深い緑が包む、神秘的なまでに、美しいノースキャロライナ州のブルーリッジ山脈。ここに、文明や人との交流を避けた、母の元で十数年間育てられた野性の娘ネルがいた。

地元の開業医ジェリー(リーアム・ニーソン)は、母の死によって、たった1人となったネル(ジョディ・フォスター)を発見して驚く。ネルは、けだるく歌うように、彼女以外は理解できない言葉を、発していた。

ジェリーは、ネルにあくまで人間として接し、彼女の心の動きと言葉を理解しようとする。

一方、大学の精神科医ポーラ(ナターシャ・リチャードソン)は、彼女を近代科学の研究材料に恰好の素材として判断して、ネルを研究施設に、送り込もうとする。

2人の意見は、真っ向から対立し、裁判所に判断が委ねられた結果、ネルの様子を、3ヶ月間観察した後、その扱いを決めると言い渡される。

かくして彼らは、ネルの住居のそばに移り住み、観察を始めた。絶えず彼女から離れずに心を開いて接するジェリーと、ネルの間に、やがてコミュニケーションが生まれ、彼女の世界を開く鍵が見つかる。

ネルの言葉の基本には、脳卒中による言語障害を持つ母親の発する言葉があったのだ。ジェリーはポップコーンのうまさ、音楽、街の雑踏、そして男と女の違いなどを教え、ネルの母親が植えつけた文明社会の恐ろしさ、を拭い去ろうとする。

ポーラも、またいつしかネルと打ち解け、彼女の前で張り詰めた緊張を解き放った。

ネルとの交流を通して心の安らぎを得た2人は、ネルを中心とした絆で結ばれる。だが、やがて森で暮らしていた野性の女のことが、街で話題となり、マスコミが押し寄せてしまう。

ジェリーとポーラは、ネルの自由な生き方を守るため、仕方なく大学の病院に収容するが、環境の激変がネルを恐怖させ、2人までをも拒否してしまう。

このままでは、3ヶ月間の成長の軌跡が無駄になると、ジェリーはネルを抱きかかえて病院を飛び出す。

今では、互いの愛情を隠す必要のなくなったジェリーとポーラは、ネルを連れて裁判所の法廷に立った。自分の処遇が論じられている時にも、ネルは心を開かない。

このままでは、研究施設に送られてしまうことになり、ジェリーはそれでいいのかと、激しく彼女に問う。ネルは初めてしっかりと、一人で生きていくことを宣言した。

5年後。今は夫婦となったジェリーとポーラが娘のルーシーを連れて、誕生日を迎えたネルを訪ねる。人々に囲まれて囲まれて幸せそうなネル。だが、ルーシーと戯れる彼女の頬を涙が伝った。
 
posted by ルチダ at 18:44| Comment(0) | TrackBack(0) | ● ドラマ  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/2763948

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。